FTDX101MP       

     



FT8の信号が送信できない  (その2)                          20230604
   FT8で送信しようとしても、PTTは動作して送信状態にはなるがFT8の電波が出ない。。
   このような時は、パソコンの音源デバイスとJTDXのAudioとPwrをチェックしてみる。
    状況によっては、RPORT GAINが10では少なく、50とかにしないと駄目な場合もあるようです
     この場合、JTDXのPwrを上げてみるとRPORT GAINが10でも出力が出ます。
   いずれにしても、FT8の信号を受信してきれいな波形であることを確認して運用している。
 
   1.パソコンの音源デバイスの確認
     設定→コントロールパネル→サウンドでFTDX101が「既定の通信デバイスとして設定」となっているか。
    
     
      「既定の通信デバイス」になっていない時は、右クリックして変更する
      デバイスをクリックして、適正な出力になるよう調整してみる

     ※:コントロールパネルで「サウンド」の出し方
       【Windows ロゴ】キー+【X】キーを押し、表示された「クイック リンク」メニューから
         [エクスプローラー]をクリックします。 画面左上の[↑]をクリックします。
          [コントロール パネル]をダブルクリックします。 コントロール パネルが表示されます。
         右上の表示方法のカテゴリをクリックし、大きいアイコンを選択し、サウンドをクリックする。

   
   2.JTDXのAudioの設定の確認
     メニュー File→Settings→Audio

     
     Input,OutputがFTDX101の設定になっているか
    
   3.この他 FTDX101本体のRPORT GAIN やJTDXのPwrが下がっている場合もある
     
     「FUNC」  RADIO SETTING → MODE PSK/DATA → RPORT GAIN




  
FTDX101MPの受信周波数の校正
                          20230308
   FT8を運用していて、DX局の周波数がローカル局のTS-990の周波数と50MHzで約50Hzほどの違いがあった。
   だからどうということはないが、WWVH(15MHz)を受信し、-14Hzあった差をほぼ0Hzまで追い込むことができた。
   長時間受信の後も、ほぼ±0Hzを保持していた。
      メニューモード OPERATION SETTING>GENERAL> REF FREQ FINE ADJ

     




  
FTDX101MPが送信不能に 電波が出ない (その1)                 20220204
   昨年の5月にFTDX101が送信不能になりメーカーに送り異常なしの判定で戻ってきたことがあった。
    またしても、同じ症状になってしまった。
    送信状態にはなるが、電波が出ない。 リセットしてみるがだめ。FWを再インストールしてみてもだめ。

   一晩主電源を切ってみましたが、CW,SSB,DATAいずれも電波が出ない。
   
   昨年修理に出した時の修理内容をよく見てみると・・・・・。
    「同じ現象が出たら、無線機に繋がっている接続ケーブルをすべて外して、試して下さい。」
   と記載されているではありませんか。
   
   ケーブルをすべて外してSW・ONしたところ、正常動作に回復しました。
   すべての線を外してしまいましたので、どの線(機器)が 影響していたのかは確認できませんでした。

   もしかしたら、・・・・・
   いつもはリニア(VL-1000)の電源は元電源を切っていたのを、二,三日前にリニアの電源SWを切っていた。
   これだったかななという気がしましたが、今度同じ症状が出たら、一本一本外してみたいと思います。

   もう一歩で、修理に出すところでした。


   再度送信不能 ―ー<電波が出ない>            20230308
     久しぶりに送信状態で電波が出ない症状が出ました。
     今回は、FTDX101MPからVL-1000に接続しているコントロールケーブルとALCケーブルをはずして
     電源を入れ直しました。
     最初にFTDX101MPのみで送信を確認。
     次にVL-1000を接続して送信を確認。
     無事動作確認が出来ました。
     そういえば今回も数日前にVL-1000本体の電源を先にOFFにしてしまっていた



   FTDX101が送信不能になったら(VL-1000接続時)
     VL-1000に繋がっているLINEARケーブルを外して SW・ON
     




  
FTDX101MPとMMVARIでRTTY
      MMVARI                 20211115
   FT8を始めてからは、ほとんどやらなくなったRTTY。
   ローカル局から「101本体でのデコード表示とFH-2の組み合わせでアプリを使わなくても出来るよ
   やってみたが、やはり操作がいまいち。MAINかSUBのどちらかしかデコード表示が出来ないようだし、
   MAINとSUBの切り替えも面倒、周波数の合わせ方も難しい。
   ということで、以前に使用していた「MMVARI」で、DXペディション用にスプリット運用を設定してみた。

   FT8をやられている方は、無線機とパソコンの接続はそのままでOKです。

   〇 FTDX101の操作設定
    
     ・MODEは、DATA-L (MMVARIは rtty-L) ※:必ずコンプレッサーは切ること
     ・相手の周波数をMAINで受信し、SYNCボタンを長押しでSUBの周波数を合わせたら 
      もう一度SYNCボタンを軽く押し解除しておく
     ・SPLITボタンをON。
     ・MAINは受信、SUBは受信と送信とするのでSUBボタンをON
     ・SUB周波数はメインダイアルで送信周波数を探るため、メインダイヤル右下のMAIN/SUBボタンををON
      MPVDは相手局の周波数(MAIN)
     ・MMVARIの送信画面(下)で相手局が拾っている周波数をメインダイアルで探り送信する

    注意:rtty-Lは下側波帯を使用するためバンドプラン下限を使用する場合オフバンドとなるので注意が必要
          


    〇 操作画面
      
       MMVARIを縦に2画面立ち上げる。
       上が相手局で、MMVARIの設定画面、その他の入力チャンネルを左(MAIN)、下の画面を右(SUB)に設定




    〇 FTDX101設定例
        
        RADIO SETTING →MODE PSK/DATA →REAR SELECT :USB
        RADIO SETTING →MODE PSK/DATA →RPORT GAIN :歪まないように調整
        RADIO SETTING →MODE PSK/DATA →RPTT SELECTRTS (or DTR)



       
          MAINは相手局を受信で、SUBは送信


       サウンドカードの受信クロック調整も済ませておく。

    〇 MMVARIの設定
      ・オプション→MMVARI設定画面→受信
        


     ・オプション→MMVARI設定画面→送信
        


      ・オプション→MMVARI設定画面→その他
        
        入力チャンネル:上の画面はMAINで左、下の画面はSUBで右




 
 
USB GPS Receiver
                           20210605
    FTDX101の話ではないが、FT8を運用する中でパソコンの時計に誤差があるとデコード能力が落ちてしまう。
   インターネット環境があって、NTPserverに接続して常に補正していれば問題ないが、GPSからの信号を受信して
   直接パソコンの時計を補正したほうが、精度の高い時間を持つことができる。
    アマゾンで1,799円のUSB GPS Receiverをポチって、早速、試してみた。

      
        中身は、USB GPS Receiver本体とQuick Guide1枚



   インストールを進める前に、GPSレシーバーをパソコンに接続し、コントロールパネル→デバイスマネージャーで
   COMポートが認識されていることを確認する。(USB シリアル デバイスという名称がついている)
   Win10では自動的にドライバーがインストールされる。
   使われていないCOMポートであることを確認する。使われている番号だったら変更しておく。
   GPSを補足すると、GPS ReceiverのLEDが点灯から点滅に変わる。




   次に、クイックガイドに従い、u-center にアクセスしてインストーラーをDownloadする。
      



   Downloadした u-center_v2102.exeを実行し、指示に従ってインストールを進める。

      



   インストールが完了するとu-centerが実行され、COM ポートを設定しGPSを補足した画面。
   出来れば、パソコン等のノイズ源から離したところに設置するのがよい。
   木造家屋ならば、屋内でも10個のGPSを補足している。

      
       GPSを補足していることが確認されれば、このアプリは用がない



   今まで使っていたBktTimeSyncを、NTP ServerからGPSに変更する。
   
      

        特に難しいこともなく、出来てしまった。






FT8の設定をワンタッチで行う「PRESET」が202104のFWupdateで追加になりました。 20210408
     ファームウェアアップデート
   既に設定済みと同じでした・・・・
  




 
CTEST Winの設定
                             20201128
   久しぶりにCTESTWinを立ち上げて見た。
   Versionも4.33になっていたので、updateを行い、FTDX101とIC9700の設定をした。
   リグコントロールは、FT-2000はFTDX9000だったが、FTDX101はFT-991、IC-9700はそのままでよかった。

   「設定」 → 「リグコントロール設定」
      

     ・「Ctrl+T]でリグ切替
     ・「リグコントロール設定」画面で、「リグを自動選択する」をチェックしてあれば、リグの周波数ダイアルを
      回すと自動的にリグが切り替わる。



   「CW」 → 「CWパラメーター設定」   
      

     ・CTESTWIN MANUAL





   
DX-pedition対応(CW,SSBのスプリットによる送受信の設定)
 
    ● メインバンドをペディション局受信にし、MPVDリングで操作
    ● サブバンドを送信周波数にし、メインダイヤルで操作
         
       
      1 @ MAINバンドのRXがONの状態で、メインバンドをペディション局の周波数を合わせておく。
      2 A の SYNCを長押しして、SUB周波数をMAIN周波数に合わせる。(SUBのBRXがONになる)
      3 C D のSUBバンドのTXととSUBをON
      4 E のMAIN/SUBをON
      5 A のSYNCをクリックして解除する。
      6 MAINダイヤルでSUBVFOを操作し、送信周波数を設定する。
      7 SUBダイヤルは、ペディション局の受信周波数。
             ※ディスプレイ設定キーの左端:FIX→CENTER→CURSORが良い

            SPANは適宜。





   
FTDX101MPでDATA-Uモードの設定      
      202104 FWのupdateで「PRESET」が追加になりました。 MAIN:V01-20 (20210409)
           →MODEボタンを長押ししてPRESET
           ※Firmwareのupdateの後Resetをし、必要に応じてバックアップしたメモリーを戻す。

   デジタル通信はUSBモードで運用していますが、JK1TCVさんのブログを参考にDATA-Uモードに設定。
        これは、備忘録としての記事のため、設定変更に当たっては、自己責任において実施してください。
   この設定でJTDXでの交信が問題なく出来ました。    ※:ファームウェアは、MAIN:VO1-14以上が必要です。

     




     




     
      RPORT GAINが10では少なく、50とかにしないと駄目な場合もあるようです



   DATA-UのR.FILは初期値が600Hzになっているので、3kHzに変更する。
     




   JTDX Setting Radioの設定(個人によって違いがあります。)           FTDX101 基本設定
     






VL-1000との接続             

             BAND DATA   ALC    INPUT          
      FTDX101        2            2         2  
              (VL1000とVP1000の両方の電源をONにしないとアンテナに接続しない)
      FT-2000      1 と 2        1         1     
             (FT-2000DはBAND DATAは1と2の両方使っていた)

   





FC-40 接続設定
   





FTDX101 配置完了                                           
  
   とりあえず今までのFT-2000Dを片付けないと置き場所がない。
    机上のものを全て除けて、雑巾がけ。5年以上の埃がきれいになった。
    FT2000Dの後に、きれいに収まった。
   
    配線をして、ダミーをつないで、送信試験をしてみよう。

   ダイヤルを回しても、HamLogの周波数が変わらない。
   そういえば、FT-2000DでCTESTWinを動かすとき、CAT RTSをOFFにしないといけなかった。
   ビンゴ!! 周波数が読めるようになった。


                   
   
     


FTDX101MP到着                                            20200427
  待ちに待ったFTDX101MPがついに届いた。
  内箱で55*55*30cm。FT-2000Dより少し大きい。 本体の重さは14.3kg。

       

 


     
    
設定001     
          〇各種設定                    
      
・パソコンの設定    
        デバイスマネージャーでCOM PORT 
                             Enhanced COM PortCOM7 CAT        38400bps Start 1 data8 stop2 parity non
                         Standard COM Port COM8 TX PTT         Start 1 data8 stop1 parity non  
        VSPEの設定                 
                          VSPECOM7→COM1 COM8→COM2          
                               COM1: 全てチェックなし       
                               COM2:Redirect modem registersのみをチェック                       
      Ham Logの設定                
                    オプション→入力環境設定→リグ接続設定           
                            KENWOOD-1 FT2000/9000   (FT2000/9000は2回クリックする。1回だとB-VFO)
           拡張機能にチェック                
        オプション→環境設定→設定5                
           KENWOOD-1 リグと接続  stopbit-2            
        CATの競合対策
          ・HAMLOGの入力ウインドウをLOG-ALOG-Bにし、通常(SSB,CW)はLOG-Bを使い、  
           JTDX時のみLOG-Aを使う。                 
          ・LOG-Aをリグ接続設定で非使用にする。        
              LOGAQHT付近で、右クリックするとメニューが出るので   
              入力環境設定へ行き、リグ接続を「非使用」にチェックを入れる。

      FTDX101MPの設定  (F)はファンクションキー「FUNC」を押してから                  
          モニター音                          
             MONIを長押し 50→5                   
          BEEP音(F)                        
             OPERATION SETTING            
               GENERAL                  
                 BEEP LEVEL 10→3              
          CAT (F)                          
             OPERATION SETTING                 
               GENERAL                     
                 CAT RTS ON→OFF           
          DSCW (F)                           
             CW SETTING                    
               MODE CW                  
                 PC KEYING  OFF→RTS              
          FT8 (F)                           
             RADIO SETTINNG                  
               MODE PSK/DATA              
                 LCUT FREQ  100Hz           
                 HCUT FREQ   3200Hz          
                 TX BPF SEL 50-3050Hz 
                 RPORT GAIN  9 (歪まないように調整)           
              REAR SELECT  DATA→USB
              RPTT SELECT DAKY→RTS






          


                                                                                                     
                                                                                                                           










受信周波数の校正
送信状態になっても電波が出ない
MMVARIでRTTYの運用も
USB GPS Receiver で時刻合わせ
CTEST Winの設定
JTDXを2台のリグで利用
DX-peditionのスプリット設定
JTDXからHamlogにRR73を転送エラー
DATA-U設定
まずは、初期設定を