インターフェア対策

パッチンコア数によるコモンモード効果    nanoVNA H-4 
        なぜか50MHz付近にディップ点がありました。

  TDK大型コア ZCAT3035−1330 4個
     



   TDK大型コア ZCAT3035−1330 10個
     



   TDK大型コア ZCAT3035−1330 15個
     






2020年7月 アンテナ給電部に更にパッチンコアを挿入
 アンテナの給電部にパッチンコアを追加し、同軸ケーブルの長さを無視できるようにした。
 6m5eleにはフェライトコア4個+TDKパッチンコア11個、 14,21,28のトライバンダー5eleにもフェライトコア4個
+TDKパッチンコア10個を追加。(写真のあと2個追加)

50、28MHz
 当初から付いていたトロイダルコア 2個 
  +TDKのクランプ型フェライトコア 5個

10,14,18,24MHz

FT2000D

電源部

FT850
使っていない

14,21MHz
10D2V

アース用
コモンフィルター

10,14,18,24,28,50MHz

TM-842

電源および信号の入出力部分には,すべてフェライトコアを挿入している
もちろん金属製のラックは使用していません

 アンテナの高さや方向によって,上記コモンモード電流の数値が変化しました
   周辺の物体の影響でしょうが

   7MHz、21MHzにおいて
   自宅屋根との離隔を約5〜15mの範囲で変化させてコモンモード電流に数倍の
   違いがありました
   地上高20mでアンテナの方向を変えても数倍の変化がありました
   以前,7MHzでアンテナの方向よって、インターフェァーが発生したことがありました
   屋根からは出来るだけ離したほうが良いようです

信号の出入り口はすべてパッチンコア

破損防止処理後

14,21MHz  バランの手前に挿入

Back View

 14,21MHzの給電ケーブルが5DQEV/FS(ファラデーシールド同軸・3重シールド)を45mと長く
    ケーブルの減衰量を軽減すべく10D2V 26mに交換予定

   
このため,コモンモードフィルターの交換を行う

○ コモンモード電流

2014年9月 コモンモードフィルターを挿入
 2014年8月のハムフェアーにてサガミエンジニアリングのコモンモードフィルターCMF-1Kを2本購入してきた。
 構造は7個のフェライトコアにそれぞれ3巻きしているので、単純に言えばパッチンコア21個に相当。
 実際にはその数倍。。
 

破損防止処理後

2012/12/06

28,50MHz 10D2V

コモンモード電流は下がりました,インターフェアにも効果がありました

しかし,送信機とアンテナを結ぶ同軸ケーブルに,このようにフェライトコアの
ようなものを入れるとスムーズな高周波電力の流れに影響するので
何も入れないほうが良いということを聞いたことがあります

受信時の信号が減衰するのか影響があるのかもしれませんが,わかりません

IC-7000

TM842

コモンモード電流測定の簡易型センサーを
作ってみました

・10D用のパッチンコアに4回巻
・全波整流の後に0.47μFコンデンサー
・メーター表示

信号の出入り口には全てパッチンコア

電波の出口のパッチンコアの数量テスト

クランプ型コアを1個づつ増やしていきその時同軸ケーブルに流れる電流を
はかりました
正確な数値はわかりませんが,7〜8個までは電流が下がっていきましたが,
それ以上はつけてもあまり変わりませんでした
別なところ(同軸切替機の先)につけたらさらに下がりました
コモンモード電流の大きい場所につけると効果があるのかも知れません
アンテナの手前にも10個付けています

IC-7000

アンテナの手前にクランプコアを入れたら、ケーブルに
  流れるコモンモード電流はさらに減少しました

参考:コモンモード電流検出計(JA8EIU局)

アースライン

50,28MHz(上)
  フェライトビーズ 4個+TDK大型コア ZCAT3035−1330 5個
14,21MHz(下) 
  フェライトビーズ 5個+TDK大型コア ZCAT3035−1330 5個


7MHz
 TDKのクランプ型フェライトコア 6個