時間設定アプリ ST-4003W 20030220
IC-9700には内部時計がついています。
使う必要がないので合っていなくてもどうってことはないのですが、ICOMから提供されているアプリを使う
と簡単に時刻補正が出来ました。(TNX JM1ZMA CQhamradio May.2023)
ST-4003Wは、ICOM製品とパソコンを接続することで、パソコンの時刻から無線機の時刻を設定できます。
※ VSPEでIC9700はCOM5をCOM3に設定してあるので、一時的にVSPEを停止して実行した
IC-9700にアンテナ直下型プリアンプを付ける 20201026
ICOM製の外部プリアンプの設定については、取扱説明書の14-11に簡単に書いてあるだけで
この通りに設定しても全く動作してくれない。
ANTコネクターに電気が来ていない。
やむなく、i USEに問い合わせてしまった。
回答者は、いつもお世話になっているMさんでした。
最初の回答で「FUNCTION」を勘違いして、操作手順がうまくいかず再質問になってしまい
お手数をかけることになってしまったが、なんとかプリアンプが動作するようなった。
以下、ICOM純正の外部プリアンプを使うための手順。
1.MENUから、外部端子の設定>外部プリアンプをONにしておく。
2.初期画面に戻って、FUNCTIONスイッチを押す。
3. @の画面になり、左上のP.AMPスイッチをOFFにしておく。
4. @の画面から、Aの画面に変更する。
5. EXT P.AMPをONにする。
※1.の外部プリアンプ機能をOFFとしている場合は、EXT P.AMPは設定できません。
6.無負荷時でANT端子に約14V給電される。
プリアンプ入力1Wでも送受信切替が動作しました。
1200MHzにおけるFT8の周波数変動 20201004
IC-9700の仕様を見ると周波数安定度は、±0.5ppm以内。
電源をONにしてから、安定するまで待ってから運用すれば、±0.5ppmまでの不安定さはないにしても、
FT8を見ていると、たまにWFが流れていくのが見える。
それでも、一定範囲内の変動で、デコード出来れば交信できそう。
WFが流れるのは、自分では見えないが、他から見ていると、あまり良いものではない。
現在、1200MHzはFMだけの免許なので、電波は出せないので受信のみ (現在、変更申請中)。
送信時のレポートは、後日許可が下りてからの報告になります。
IC-9700には、10MHzの基準信号を外部から入力できる端子がついている。
JA4BUAさんが頒布提供している10MHz基準信号発信器を、ローカルの知人から頂けることになった。
秋月電子の超ローノイズ可変電源キットを使い、ローノイズで安定な5Vを供給し、OUT1には10MHzの、
共振回路を通し、ほぼSIN波形出力にしてありました。
さすがに、ローカル局の配置、配線は綺麗ですね。
出力が3つあります
JA4BUAさんによると、この10MHz基準信号発信器を周波数の微調整をすることにより、
精度0.002ppm(1.296GHzで2.6Hz)程度まで追い込めるという驚異的な優れ者のようです。
基準周波数の同期 (IC-9700)
1.Rear Panel の [REF IN 10MHz] コネクターから10MHzの基準信号を入力する。
2.MENU→SET→機能設定→基準周波数調整
3.[外部同期]をタッチし、[開始]で終了。
OUT3のSMA端子に短い線をつなぎ、単純に比較は出来ませんが、10MHzのBPMと比較してみました。
非常にきれいな信号であることが確認されます。 (受信機は、FTDX101MP)
・ 本10MHz基準信号発信器 (受信機のアンテナを外し、短線で基準信号を租結合)
・ 10MHzBPMを受信 (アンテナを接続) ※BPMは信号音が入っている。
デジタル通信を始めるにあたっての設定 (COM Port)
既にパソコンにはVSPEが設定されているので、IC-9700とパソコンをUSBケーブルで接続すると
2つのCOMポートが作られた。 COM7,COM8は、FTDX101で使用。
COM5
COM5がIC-9700で使用するCATコントロールポート。
VSPEで、COM5→仮想ポートCOM3に設定した。
なぜCOM5かというと、プロパティを見るとIC-9700のAとなっているポートが、
Enhanced COM Port(CI-V)で、CATで通信ととPTTをコントロールする。
※注意:FT-2000DとHAMSTIRの場合、AとBが逆だった。
なぜか、FT-2000DはBがCATでAがPTTだった ???
COM6
COM6をプロパティで見るとIC-9700のBとなっているのがわかる。
Bの方が、Standard COM Port(TX制御) になる。
同様にCOM6→仮想ポートCOM4に設定した。
この際、VSPEのCOM Port番号も整理した。
FTDX101
COM7 →COM1 Enhanced COM Port(CAT)
COm8 →COM2 Standard COM Port(TX制御)
IC-9700
COM5 →COM3 Enhanced COM Port(CI-V)で、CATで通信ととPTT
COM6 →COM4 Standard COM Port(TX制御)
・COM3の設定
・COM4の設定
IC-9700でFT8の運用をする
※IC-9700とパソコンをUSBで接続してFT8等を運用するには、次の設定変更が必要になる。
セットモードの初期設定一覧は、P14-2〜14-21
変調入力(DATA ON)
MENU→SET→外部端子→変調入力→変調入力(DATA ON) を
「ACC」から「USB」に変更する。 (P14-12)
変調入力(DATA OFF)
DATA通信を終了し、FM等の音声通信で運用するための設定をしておく。
(DATA OFF)を「MIC」に変更しておく。
CI-Vボーレート
同じ外部端子のCI-Vボーレートが、「オート」になっているので「19200」にする。 (P14-13)
VSPE,JTDXその他、IC-9700関係のCOMボーレートは「19200」を使用する。
周波数とモード、フイルターの設定
FT8運用時にはモードをUSB-Dにし、FIL1を3kHz以上にする。
※:FIL1を長押しBWをMainダイアルで変更→EXIT。 (P4-5)
FT8/JT65等、国内QSOの周波数は、144.460MHz、430.510MHz、1296.600MHzを使用する。
送信帯域幅
送信の帯域幅がSSB-Dの場合、300-2700になっているので100-2900とする。
※MENU→SET→トーンコントロール/送信帯域幅→送信→SSB-D→送信帯域幅 (P4-9)
IC-9700でのCWはDSCWを使用する。
USBキーイング(CW)の設定
MENU→SET→外部端子→USB SEND/キーイング→USB キーイング(CW) (P14-12)
USB(B)RTSを選択 (DTRを選択した場合はDSCWもDTRを選択する)
DSCWの設定
COM設定: COM4(IC-9700のB)
Key Control設定: RTS
・外部プリアンプをつける
・10MHz OCXOの接続
・IC-9700でデジタル通信の設定
・時間設定アプリ ST-4003W
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