HF帯の500W用の油冷式ダミーロードを作って見ました    2015/09/22

同軸の心線に接続する抵抗を中心にし、次の抵抗が
外側を取り巻くように、円形状に組み立てる

この後、3つ目の抵抗を一本づつはんだ付けして折り返す

最初から抵抗を3つシリーズにはんだ付けして折り返しても良い

折り返すことにより、周波数補正の必要が無いのかも知れない

昨日、千石ネット通販に注文した抵抗が,今朝届いた
   酸化金属皮膜抵抗器 5W 150オーム @53 27本

3本シリーズを9組作る
 それをパラレル接続して、50オームにする

初めに2本シリーズを9組作る

9/26
 サラダオイル(植物油)でも十分実用に耐えられると思いますが、
   鉱物油より粘性が高いため熱対流が低く、停波しても温度上昇が継続し、
   缶の中ほどから上が熱くなっても缶の下の方は冷たい状況でした
   サラダオイルが暖まってくると50MHzでSWRは1.1でしたがOHMSが46Ωになってしまいました

 やはり、冷却を目的とする鉱物油(車のエンジンオイル)の方が良さそうです
 価格は約4倍になりますがHiPowerの方には安心できると思います

 次は鉱物油で挑戦です・・・・・


9/27
 抵抗器に付着したサラダオイルはパーツクリーナーできれいに落ちました
 缶についているサラダオイルも台所洗剤できれいに洗い流し、十分乾燥させます
 そして、サラダオイルを 0W-20のエンジンオイルに入れ替えました
 サラダオイルとの違いはオイルの対流が少し活発になったようです
 新たにRigExpert社のAA−230PROで測定したダミーロードのDATAです

         


  ダミーロード製作中はJR1IZMさんから、色々とアドバイスをいただきましてありがとうございました




JR1IZMさんが製作したダミーロードです 




       

サラダオイル 約1.7リッター 入りました
サラダオイルをテスターで抵抗を測定するも、ほぼ 
  OK・・・

COMETのCAA-270で計測
   
  
200Wで負荷をかけてもオイルの温度上昇はごくわずかだった
温度上昇限度は40数℃だと思うので、いつもの風呂の温度位で
使うようにしよう

500Wでも十分使えました
1KWに耐えるには、もう少し大きな缶にした方が良さそうです

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油冷式ダミーロードの製作

途中、写真を撮るのを忘れました

3本(450Ω)を9組で50Ω  全体で135W
丸缶のふたにM型メスを取り付ける穴をあける
150オーム シリーズ3×9を見栄え良く並べハンダ付け

このままで100W入力15秒で抵抗が少し温まりました

SWRは28MHzが1.05 55オーム
    21MHz以下は、ほぼSWR 1.00 50オーム

 リニアアンプ調整に必要なダミーロードを
 当初は購入も考えていましたが、

 たまたまJR1IZMさんから
 CQham radio 2015 Feb JJ1GRK OMの
 水冷式1KWダミーロードの記事の情報を頂いたので
 これを参考に製作をしてみることにしました

 材料は 抵抗、ペンキ用の丸缶 M型コネクターメス その他
  2リッター丸缶 @288  抵抗は通販で発注
  その他は手持ち

 
 

ふたをした完成写真  

内部の温度上昇時に空気が膨張し蓋が跳ね上がらない
ように空気抜きをあけて置く

水道水を入れて見たが使い物にならず
SWR,抵抗めちゃくちゃ
テスターで水道水の抵抗を測ったら 40KΩあった
水道水は導体だった  蒸留水ではどうなのか・・・・

次は、サラダオイル(抵抗は数M〜数十MΩ)でやって見よう

※ その後の経緯は、アナライザーの下をご覧ください