タワーシャントフィードアンテナの設計
      3.573MHz  
タワー(HFアンテナ)の高さ 19.0m  
シャントフィーダー長   12.6m  
シャントフィーダー離隔距離 50cm  
・3.5MHzの場合200PFのバリコンを使用 C=75PF前後で同調
  ・バリコンにかかる電圧の検証(あくまでも同調の取れた状態)
・バリコンを高電圧に対応させるための同軸Cを直列に挿入する
5D2V 150cmの同軸コンデンサを作る 1cm当たり1pF
※フジクラの5D2Vの最大使用電圧は2kVeff
入力箇所
目的周波数の同調点のCの値
全体のC 76 pF 実測
同軸C  C1 149 pF 実測  
バリコン  C2
バリコンC2の容量を求める C2=(C1×C)/(C1-C)
C2= 155 pF
送信電力によるアンテナに発生する電圧(SWR1.0の場合)
Ec= 2,621  Ec=I/ωC ω=2πf
Emax= 3,707
電力 P 1000 W
 R 50 Ω 
 I 4.472 A
周波数 f 3.573 MHz
  C 76 pF
バリコンと同軸Cの分圧
Emax= 3,707 V 
Vc1 1,891 V =E×C2/(C1+C2) 
Vc2 1,816 V =E×C1/(C1+C2)
結論:3.5MHzの場合同調が取れていれば1KWでも2kVのバリコンと
   5D2Vの同軸Cで持ちそうでした。(C1≒C2にする)
   ただし、同調がずれてしまうと危険です。
   注:1KWでは実際に試験していません